第4回ビギナールアー釣り教室

第4回目となりました、ビギナールアー釣り教室を11月7日に開催いたしました。

ここ数日冷え込みが厳しくなっていましたが、当日は秋晴れとは行かずとも、ほとんど風もなく、
釣り日和な一日でした。

いつものように、基本的な知識と注意事項を勉強していただいて、陸上でのキャスティング練習を行った後、
出航となります。

移動風景

 

今回のターゲットはシーバス(スズキ)という魚です。
シーバスは、海に突き出た障害物の周りを狙うことが多いのですが、今回はベイトフィッシュ(シーバスなど、肉食魚の餌となる魚)がたくさんいる場所がありましたので、そちらで主に狙ってみました。

こちらが今回たくさんいたカタクチイワシの子供。これをシーバスなどが食べに来ます。

カタクチイワシ

 

カタクチイワシは下から、シーバスなど肉食魚に狙われ水面まで追い詰められますが、海上からは海鳥に狙われます。下の写真の中央の不自然な波は、追い詰められたカタクチイワシかシーバスがたてた物です。

鳥山

このような状況を、「ナブラが立つ」とか「ボイルしている」などと呼ぶことがあります。
海鳥は、このような状況の時、小魚を水面で簡単に捕まえることが出来ることを知っています。
従って、目ざとく見つけて集まってくるのです。
このようにナブラの上に、鳥が群がることを「鳥山(トリヤマ)」と呼んだりします。特に午後の部では、ボートの周りが常にこのような状況で、水面から飛び出してくるシーバスなども見ることが出来ました。

ナブラが立っているときは、シーバスは食い気が旺盛のため、普段に比べると圧倒的に釣ることができる可能性が高まります。というわけで、アングラー(釣り人)も非常に活性が上がり、夢中になってルアーを投げる方が出てきて一番怪我が多くなるタイミングでもあります。こんな時こそよく周りをみて、安全に釣りをしましょう。

今回は、今までで一番多くの参加者の方に、シーバスを釣っていただくことが出来ました。

午前はこちらの参加者の方。

バラしてしまいましたが、イナダも数尾ヒットさせていましたね。

このシーバスは本日最大の70cmオーバーでした。

 

午後はまずこちらの参加者の方。

 

お次はこちらの参加者の方。

 

最後はこちらの参加者の方。

 

これから寒くなってきますが、シーバスはこれからが本格的なシーズンインです。
もちろん来月も「ビギナールアー釣り教室」開催いたします。

また、これまで参加された方から、ステップアップして釣りメインの教室ののご要望を頂いております。
現在開催する方向で検討中ですので、こちらもご期待下さい。

開催日:平成21年11月7日(土)
開催場所:D-marina

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